各都道府県の貸金業協会が加盟する
社団法人「全国貸金業協会連合会」(全金連、東京都港区)が
貸金業規制法の改正にかかわった金融庁元担当幹部の著書10,000冊、
2000万円分を購入していたことが分かったそうです。
内部関係者は「役所との関係を重視した」と証言しているとか。
内部資料などによると、この本は財団法人大蔵財務協会発行
「Q&A改正貸金業規制法のすべて」。
初版2000円だってさ。
本の内容は2003年7月の国会で議員立法によって改正された、
ヤミ金対策を盛り込んだ貸金業規制法の解説。
著者は2002年7月から1年間、
業界を担当する同庁金融会社室長を務め、
法案作成にかかわった人物。
出版時は大学助教授に転出し、
現在は財務省理財局課長。
貸金業規制法改正をめぐっては
出資法の上限金利が2000年に40.004%から29.2%に引き下げられ、
2003年の国会でも引き下げを含む見直しが議論されたそうです。
これに先立ち、2002年7月の全金連理事会で
「金利・業法部会」部会長の大手消費者金融社長が
「上限金利が下がり、(貸し渋りが起きて)ヤミ金がはびこったことは我々にとってフォローの風」
などと述べ、
金利を引き上げるための活動の必要性を訴えたとか。
二ヵ月後の同年9月の臨時総会では
「ヤミ金対策」を前面に掲げた特別賛助会費の事業計画案が示されます。
2003年度までに大手7社を中心に約3億7800万円を集め
・広告費
・立法・行政・マスコミへの働きかけ費
・元室長の本購入・・・など合計で3億円を超える支出を収支報告に記載したそうです。
上限金利は同国会では結局、すえ置かれました。
全金連の複数の関係者は
「本の購入は表向きは会員に勉強してもらうためだが、
今後も監督官庁にお世話になることを期待したからだ。」と話しているそうな。
こういう話が今、出てくるってことは・・・。
でもこれ、ワ○ロだよねえ?